FPSでは試合中に数えきれない程の決断をします。「どの武器を使うのか」、「回復とリロードのどちらを先に行うか」、例を挙げるときりがありません。
しかし一つ一つは小さな判断だとしても、「生き残る」という目的のもとに判断すれば、デス数を少なくすることができます。
今回の記事ではデスを減らすのに役立つ判断力やその磨き方について解説していきます!
判断力とは
判断力とは、物事に対して判断をなすことができる能力のことです。
FPSにおいては2種類に分けることができます。その2種類とは「攻めの判断力」と「守りの判断力」です。(筆者が勝手によんでいるだけ)
ざっくり説明すると、攻めの判断力はいかに敵を倒すかに重点を置き、守りの判断力はいかに自分が生き残るかに重点を置いています。
今回の記事で解説していくのは守りの判断力です。
デス数が多くなりがちな初心者の方には特に役立つ能力なので、この機会にぜひ身につけてください。
守りの判断力を磨くには
すでに説明したように、守りの判断力はデス数を抑えることに重点を置いています。では、具体的にどうすれば守りの判断力を磨くことができるのでしょうか。
判断力は意識の差で大きく変わるので、難しい操作や高い技術力は必要ありません。つまりゲームを始めたばかりの初心者の方でも、簡単に判断力を磨くことができます。
それでは守りの判断力を磨くために必要な意識やコツを紹介していきます。
常に逃走経路を考える
一流の泥棒が言っていそうな「常に最悪の事態を想定する」というやつです。
FPSで考えると、想定外の場所から敵が攻めてきたり、複数の敵が同時に現れたりした場合が「最悪の事態」になります。
最悪の事態に遭遇してからどう対応するか考えていては守りの判断力があるとはいえません。最悪の事態に遭遇すると同時に行動ができるよう、あらかじめ逃走経路を考えておきましょう。
今はA地点から出てくる敵を待ち伏せしているが、もし敵がB地点から攻めてきたら○○のルートを通ってC地点の味方に合流しよう。
実戦だと上のような感じになります。味方に合流する以外だと、物陰に避難するというのも有効です。
不利な状況から脱出し、体勢を立て直すのは悪いことではありません。むしろ無駄なデスを減らしているのでとても良いことです。
不利な状況でもがむしゃらに突っ込んでいた人は、逃走経路を決めて体勢を立て直すことを意識してみてください。
情報を集める
判断をするには少なからず情報が必要です。そして多くの情報を集めることができれば、集めた分だけ判断の正確性が向上します。
理想を言えば、スペシャリスト同士の会話や人影の動きなど、細かいところからも情報を集めてほしいですが、慣れないうちは2種類の情報だけ集めてください。
2種類の情報とは「味方の位置」と「銃声」です。
味方の位置
味方がいる位置は基本的に敵が少なく、安全な場所であることが多いです。
常に味方の位置を把握して、不利な状況になった時はすぐに合流できるようにしておきましょう。
銃声
銃声が鳴っている場所は、リアルタイムで戦闘が発生している場所です。
銃声が聞こえたときは、音の鳴っている方向や距離感、ミニマップの赤点を確認して戦闘が発生している場所を把握しましょう。
場所を把握した後は、その戦闘に参加するか退くかを決めます。
味方が五分五分で敵と戦っているようなら加勢した方が良いですし、味方が不利で、加勢してもただやられるようなら退いた方が良いです。
敵と味方のどちらが有利かは赤点と味方の数を比べると分かります。
赤点と味方の数が同じなら状況は五分五分、どちらかの数が多い場合は、多い方が有利ということになります。
勝ち目のない撃ち合いを避けることができればデスを減らすことに繋がります。
敵の武器を知る
武器にはそれぞれ得意な交戦距離や戦闘スタイルが存在します。
サブマシンガンなら動き回って敵の懐に飛び込んで戦うのが得意ですし、ライトマシンガンなら強ポジで敵を迎え撃つのが得意です。
つまり敵の武器が分かれば、敵が攻めてくるルートや待ち伏せしている場所、自分が有利に戦うことのできる距離が分かります。
●敵のサブマシンガン2人は狭い屋内から攻めてきそうだな。
●この先はよく敵が待ち伏せしている場所だな。敵にはライトマシンガンを装備した人もいたし注意して進もう。
●敵にはタクティカルライフルやライトマシンガンを装備した人が多いな、自分はサブマシンガンを装備しているからできるだけ近距離で戦おう。
分かりやすい例だと上のような感じです。
では敵の武器を知る方法を紹介します。
キルログを見る
キルログを見れば敵の武器が分かります。
キルログには武器のアイコンだけが表示されているので、慣れないうちは何の武器か分からないかもしれません。
クラス作成で横から銃を見たときの形とアイコンの形は同じなので、まだ覚えていない人はクラス作成画面で銃の形を覚えましょう!
キルカメラを見る
銃の種類を知るだけならキルログを見た方が楽ですが、キルカメラだとより詳しい銃の情報が分かります。
詳しい情報とは装備されているアタッチメントのことです。
アタッチメントが分かれば敵の戦闘スタイルを予想することができます。
「レーザーサイトが装備されている=近距離での戦闘を重視している」といった感じです。
敵の戦闘スタイルが分かった後は、敵の得意な距離で戦わないなど対策を取ってデスを減らしていきましょう。
最後に
今回はデスを減らすために必要な判断力や磨く方法について解説してきました。
すぐにできるちょっとしたコツばかりなのでぜひ試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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